プラダ・グループは、アレッツォ、ヴァルヴィーニャの新しい生産拠点の建築を公開しました。この建築は、風景と完全に一体化することができる真の「ガーデンファクトリー」として、建築家グイド・カナリが設計し、2017年に完成したものです。公開の日には、プラダ・グループのCEO、パトリッツィオ・ベルテッリ、建築家グイド・カナリ、書籍『Guido Canali Architetture per Prada』の編集者でもある建築家イタロ・ルピのほか、クオリティ重視の作業環境のデザイン、「ガーデンファクトリー」のコンセプト、サステナビリティについて研究しているミラノ工科大学教授のフルヴィオ・イラーチェがプレゼンテーションを行い、ジャーナリスト、投資家、アナリスト、ミラノ工科大学の学生が参加しました。
この中で、書籍『Guido Canali Architetture per Prada』についても発表されました。この本は、工業建築物のテリトリーや作業、作業員を尊重し、品質や生産効率などに細心の注意を払いながら、建築家グイド・カナリとプラダ・グループが工業建築デザインについて持っている「共通のヴィジョン」を解説しています。
プラダ:作業環境に適した建築
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