プラダ・グループとジャンニ・ボナドンナ財団およびAIRC財団(イタリア癌研究協会)は、イタリアの腫瘍治療の父であり腫瘍学の分野における国際的なリーダーであるジャンニ・ボナドンナを記念する国際奨学金制度の公募を発表しました。4月21日に発表されたこの奨学金制度は、腫瘍学または血液学を専攻する大学院過程の最後の2年間に在籍する医師、または学位を取得してから2年以内の新人専門家を対象としています。目的は応募者の海外での研究を支援し、新世代の医学研究者たちにがんの研究と治療に最適な環境を提供することにあります。
ミウッチャ・プラダは次のように述べました。「プラダは常に文化、研究、新しい世代の教育の支援に関心を寄せてきました。ルカ・ジャンニがジャンニ・ボナドンナ財団の理事長に就任し、その支援を私たちに持ち掛けたとき、私たちは即座に同意しました。その理由は、ジャンニ・ボナドンナ自身の偉大さと同時に、財団が推進しようとしていた活動やプロジェクトの内容にありました。こんにち、財団およびAIRCに関する私たちの取り組みの次のステップとして、この奨学金制度を推進しています。」
n° 64 - 2021年4月29日