10月20日、オークランドにて第2号となるAC75ルナ・ロッサの進水式が行われました。家庭的な雰囲気のセレモニーはオークランドのSt. Patrick’s Cathedralの首席司祭であるPa Peter Tipeneによる祝福で始まり、その後に船の命名式が続きました。船長兼チームディレクターのマックス・シレナの妻であるタチアナ・シレナが、フェラーリのブラン・ド・ブランのマキシマムボトルを船首に打ち付け、続いて地元のマオリ族コミュニティによる船の進水を祝う伝統的な儀式が行われました。プラダが主催するアメリカズカップ ワールドシリーズとクリスマスレース(2020年12月17日~20日)を皮切りにレースが開始され、プラダカップ(2021年1月15日~2月22日)が続きます。これは、プラダ主催の第36回アメリカズカップ最終戦で前回王者のエミレーツ・チームニュージーランドに挑むチームを決める挑戦艇決定レースです。(2021年3月6日~21日)
n° 59 - 2020年11月11日