アメリカ中心部-混沌としたストリート、ネオンの明かり、深夜のスーパーマーケット、1970年代のバー。脈動する名もない街は、女優キャメロン・リンチの女優の内面を捉えながら、ユーモアとアイロニーに満ちたモノローグの舞台です。『Carmen』は、21世紀の女性らしさを鋭い視線で称えるミュウミュウのショートフィルムプロジェクトWomen’s Tales(女性たちの物語)の、第13弾となります。
映画監督であり女優としても活躍するクロエ・セヴィニーにより手掛けられた本作品は、主演のカルメン・リンチがスタンダップコメディの脚本として書いたものを基に、セヴィニーが直観の赴くままに繊細な演出を手掛けた作品です。
『Carmen』は、2月12日にニューヨークファッションウィークにてロキシーホテルのプライベートシネマで公開されました。このプレミアには監督と主演女優が出席し、Zoe Kazan、Paul Dano、 Zosia Mamet、Mackenzie Leigh、Rebecca Dayan、Mia Gothなど、映画界、ファッション界、アート界から200人を超えるゲストが集まりました。その夜には、ニューヨーク最新トレンドのバーの一つ、ポールズベビーグランドで、ブライアン・デグロウをDJに迎えてアフターパーティが開催されました。
n° 3 - 2017年2月15日