第37回アメリカズカップの開始から4か月後、ルナ・ロッサプラダ ピレリチームによって、カリアリにあるチーム拠点で単胴船AC75の進水式が行われました。AC75は、バルセロナ(スペイン)でのレースに使用される予定です。
進水式では、名付け親であるミウッチャ・プラダが、伝統に従って「ルナ・ロッサ」への命名の儀式として船首につないだ瓶を割りました。ミウッチャ・プラダの隣には、チームオーナーのパトリッツィオ・ベルテッリ、ピレリのエグゼクティブバイスプレジデントのマルコ・トロンチェッティ・プロベラ、ルナ・ロッサ プラダ ピレリ船長兼チームディレクターのマックス・シレナが列席しました。
進水式は、多数のゲストやセレブリティのほか、国内および海外からのテレビやメディアの代表らをはじめ、この新しい単胴船を一目見ようとする大勢の出席者で賑わいました。
一目でそれとわかる大胆なメタルカラーを纏った全長22メートルの船体。ルナ・ロッサ艇は、ルナ・ロッサ プラダ ピレリのデザインチームによって設計され、ネンブロ(イタリア)のPersico Marine造船所で製造されました。進水式を終えたルナ・ロッサ艇は、カリアリにて海上でのトライアルとトレーニング後、バルセロナで行われる第37回アメリカズカップのレガッタに向けて搬送されます。