芸術、科学、教育。この3つのテーマを基に、ルナ・ロッサ プラダ ピレリとOgyreは、「海洋ごみの捕獲」活動と共に、海洋保全に対する新しい意識向上プログラムにおいて制定された環境問題への取り組みを推進します。2022年に6,000kgの海洋ごみの回収を誓約したキャンペーンをローンチ後、ルナ・ロッサ プラダ ピレリとOgyreは、2024年までにそれを16,000kgまで増やすことを決定しました。また、イタリアのチームメンバーが海との絆について語る「海にスポットライト」を当てたソーシャルコンテンツシリーズに加え、ルナ・ロッサ プラダ ピレリとOgyreは、海洋汚染に対する意識の向上を推進することを目的とするストーリーコレクション「Sea Forward」を発表しました。これは、教育とコミュニケーションに加え、芸術と科学にも関連する内容となっています。具体的には、この2つの組織の主催で国際的なアーティストのマックス・ラムによるワークショップを行い、参加者が実際にリサイクルのプロセスに携わることで、既成概念にとらわれない代替ソリューションが生まれることを目指します。参加者は、不法投棄ごみから新しい機能的なオブジェが生み出されるまでの、アーティストによる全プロセスを目にすることができます。さらに、ルナ・ロッサ プラダ ピレリとOgyreは、大学研究機関と提携し、マイクロプラスチックの動物と海底への影響を理解し、数値化することを目的とした海洋ごみの環境への影響に関する研究の成果を発表する予定です。
n° 91 - 2023年5月25日