ミラノで毎年行われるグリーンウィークプログラムの一環として、プラダ・グループは、2030年までにメトロポリタン都市ミラノに300万本の木を植えることを目指す都市森林再生プロジェクト、Forestamiと提携し、シンポジウム「研究の中心と職場デザインにおける自然」を9月30日にミラノ・トリエンナーレで開催しました。今、自然が人々の健康に果たす役割が注目されています。この機会に、プラダ・グループでは、Forestamiプロジェクトと引き続き協力し、来年から支援を開始することを確認しました。
プラダ・グループCSR担当責任者のロレンツォ・ベルテッリからのメッセージから始まった、このイベントには、Forestamiの科学委員会会長である建築家のステファノ・ボエリとプラダ・グループの「ガーデンファクトリー」を設計した建築家のグイド・カナーリが参加しました。グイド・カナーリは、長年にわたり自然をデザインの主要な要素とする実験的プロジェクトに関わってきました。建築家でジャーナリストのシルビア・ボッティの司会による討論には、外科医で研究者、パヴィア大学第3ミッションのプロレクターであるヘラス・セーナが人々の心身の健康にもたらす緑地の影響について分析し、Forestamiのミラノ ポリテクニック科学ディレクターのマリア・キアラ・パストールも参加しました。グイド・カナーリはスピーチの中で、プラダの最新プロジェクトである、アレッツォ県レヴァネッラのロジスティックスハブのデザインを解説しました。特に、注目されたのは先週公開されたばかりの植物に覆われた1,500m²のパーゴラのある食堂の建築です。