9月17日(金)、プラダ財団のレストラン「Torre」では、ロレンツォ・ルンギ(レストラン「Torre」のシェフ)とサン・カッシアーノのレストラン「St. Hubertus (サント・ウベルトス)」の料理長ミケーレ・ラッツァーリーニの2人が4本の手を駆使して調理するフォーハンドディナーが開催され、イタリアの郷土料理の伝統にインスピレーションを得たルンギの料理とラッツァーリーニの提案を取り入れた6コースのメニューが提供されました。この人選は、レストラン「Torre」に国内外の30歳未満のシェフを2週間招待し、それぞれの出身国を象徴する美食にインスピレーションを得たメニューを考案するプロジェクト「CARE’s Chef Under 30」の第3弾を想定してのものでした。この活動は、ミシュランの3つ星と持続可能な取り組みを評価するグリーンスターを獲得したノーベルト・ニーデルコフラーおよびパオロ・フェレッティと共同で実現しました。2人は新型コロナウィルス感染症(Covid 19)による制限で2年間中断されていた「CARE’s – The Ethical Chef Days」プロジェクトの創設者でもあります。
n° 69 - 2021年9月29日