プラダ・グループは、1年以上にわたって閉鎖を余儀なくされていた工業施設の門戸を、プラダアカデミーに再度解放しました。開催されるトレーニングコースは3つです。7月にはまず革製品のコース、夏休みを挟んでシューズのコースとウェアのコースが続きます。選ばれた若い受講者は、様々な原料に触れ、そこから最高レベルの製品が生み出されるまでにどのような処理が行われるのかを、各セクターのプロフェッショナルによるガイドの下で学ぶことができます。このアプローチによって、若者たちは創造性と現実の作業を通じて学習し、バッグ、アクセサリー、シューズ、ウェアの製作に直接取り組むチャンスが与えられます。彼らは、グループの生産拠点の特別な装置を備えたエリアにおいて、学習スペースとプロフェッショナルな環境との直接的で能動的な体験を行います。プラダアカデミーの再開は、様々な製造技術を若い世代に継承しようとするプラダ・グループの取り組みをあらためて示すものです。
n° 66 - 2021年6月23日