ルナ・ロッサはイネオスチームUKを7対1で破り、プラダが主催する第36回アメリカズカップの本戦に進みました。 準決勝で米国のチームNYYCアメリカンマジックを4対0で破ったルナ・ロッサ プラダ ピレリチームは、最大13戦を争う最終戦で英国のイネオスチームUKと対戦しました。艇はすべてのウィンドコンディションで高速を発揮し、チームは完璧な艇さばきを見せました。終わってみれば、8レースのうちルナ・ロッサが落としたのはわずか1レース、それも数秒の差でした。マーク・ニューソンのデザイン、フィレンツェの熟練銀細工師の製作によるプラダカップトロフィーはマッシミリアーノ・シリーナと2人の操舵手、フランチェスコ・ブルーニとジミー・スピットヒルおよびその他のクルー、そして「Circolo della Vela Sicilia」ヨットクラブの代表、アゴスティーノ・ランダッツオの手によって高々と掲げられました。 ルナ・ロッサが本戦に到達したのは、アメリカズカップ史上2度目です。1度目の2000年に続き、今回チームは奇しくもオークランドの海に戻ってきました。 3月10日からいよいよ始まる本戦でルナ・ロッサが近代スポーツ最古のトロフィーであるアメリカズカップを手にするには、強敵ニュージーランドのエミレーツ・チーム・ニュージーランドと再度対戦し、7勝しなければなりません。ルナ・ロッサの幸運を祈りましょう!