Prada Holding S.p.A.およびCovivioは、ミラノにあるPorta Romana鉄道操車場の買収入札を承認され、この閉鎖された地域の再生が可能になりました。Prada Holding S.p.A.の主要株主、パトリッツィオ・ベルテッリは「プラダ・グループは20年前、現在プラダ財団が所在するブレンボ通りを見下ろすロレンツィーニ通りの一角に、グループのビジネスセンターと公共文化複合施設を建設することを決めました。この数年間、財団の建物のテラスから使われなくなった鉄道駅の広いスペースを眺めながら、産業都市ミラノの歴史を想い、その記憶をとどめたいと考えてきました。この理由から、鉄道がそのエリアの廃止を決定した際、当社はスペース一帯の調和を守るという目的を共有するパートナーを探し、豊かな地域社会を築くため、この素晴らしい事業への参加を決断しました。」と語っています。
n° 60 - 2020年12月16日