プラダの産業工学部門チームが設計し、ニュージーランドのオークランドで10月19日以降業務を行ってきたルナ・ロッサ ピレリの本部は、近日開催されるプラダ主催第36回アメリカズカップに関連する全イベントが行われるビレッジの中心にあります。この拠点は、技術格納庫とホスピタリティ用の建物の2つの主要施設で構成されています。計1,600m²の広さを持つ引張構造の格納庫にはAC75レースボート2艇が格納され、製帆工場やその他の専用作業用スペースがあります。両側にある2階建ての輸送用コンテナには、ラボや作業場が用意されています。広さ800m²のホスピタリティ用の建物にはオフィスや会議スペースのほか、コンテナキッチンを備えた食堂、接待エリア、およびアメリカズカップ ワールドシリーズの最初のイベントで12月に営業開始予定の面積100m²の商品販売ショップがあります。
n° 59 - 2020年11月11日