プラダ財団のサポートにより、先ごろ上海に復元された歴史的建造物Prada Rong Zhaiにおいて「What Was I?」展を開催します。アーティストのゴシュカ・マキュガの新しいプロジェクトです。
「What was I?(自分は何者だったのか)」展 は科学技術の過剰な発達の影響により人類が滅亡した後のポストアントロポリセン(人類の時代の後)における旅を描いています。物語の主役は、ゴシュカ・マキュガによって生み出されたアンドロイドで、Prada Rong Zhaiの唯一の住人であり、数々の専門家のスピーチを元に作成されたモノローグを繰り返し暗唱しています。彼の個人的なアートコレクションには、この芸術家によるペーパーコラージュの新作3点の他、1958年から1993年のイタリア芸術の傑作をはじめとするプラダ所蔵の26作品が含まれています。キーとなる劇的な問い 「What was I?」はモノローグを締めくくる言葉ですが、その起源は、メアリー・シェリーが1818年に発表した怪奇小説に登場するフランケンシュタイン博士の怪物が発した言葉でした。
Prada Rong Zhai
N.186 North Shaan Xi Road, Jing’an District, Shangai
2019年3月23日~6月2日