8月1日、プラダ・グループ取締役会は、6月30日締めの2018年上半期の連結決算を承認しました。この期間、グループの実績はすべてのマーケットおよびすべての商品カテゴリーでプラスが顕著となり、売上高は2017年同期比で9%増(為替レートを一定とした場合)の15億ユーロを記録しました。
特に好調だったのは、組織的拡大を見せたプラダ(10%増)とミュウミュウ(8%増)で、すべての商品カテゴリーでプラスを示し、リテール販路が10%増、ホールセール販路が8%増(為替レートを一定とした場合)となりました。マージンも増加し、EBIT(税引前利益)が1億5900万ユーロ(2017年同期比16%増)、純利益が1億600万ユーロ(11%増)となりました。営業活動によるキャッシュフローについても、1億800万ユーロと好調でした。
プラダ・グループのパトリッツィオ・ベルテッリCEOは、次のように述べています:
「2018年上半期は、プラダ・グループ全体を通じて極めて満足できる結果で終えました。製品の品質と刷新、ブランド認知、デジタル化への投資を継続したにもかかわらず、ブランドならびにマーケットを通じて売上高が増加したのに伴い、マージンも拡大しました。プラダ・グループが自らのポテンシャルを発揮できる、新たな発展段階に入ったと言えるでしょう。」