新しいレヴァネッラロジスティックスハブは、利用水量ではトスカーナで最大級の地熱式「夏季/冬季」空調システムを装備しています。これは、最新のテクノロジーとプラダの環境保護に対する願いがひとつになった、先進的なシステムです。
システムは、ロジスティックスハブ周辺地域の広大な帯水層から水を汲み上げ、ヒートポンプを使用して熱エネルギーを抽出してから、処理の最後に水を帯水層に戻します。これにより、単一の効率的なシステムで、倉庫は夏涼しく、冬温かく保たれます。
このシステムには、従来の空調技術に比べて数多くの利点があります。地熱エネルギーは再生可能なエネルギー資源であるため、二酸化炭素放出量の大幅削減と微粒子の放出ゼロを実現することができます。また、汲み上げた水は後ですべて戻されるため、帯水層を枯渇させる危険もありません。
大きな投資を必要とするこの大規模なプロジェクトは、持続可能で環境に優しい産業開発を重視するプラダ・グループの姿勢を物語っています。
n° 26 - 2018年7月25日