歴史あるテッラヌオーヴァ・ブラッチョリーニのマネージメントセンター(トスカーナ州アレッツォ付近)内の、長年プラダの革製品コレクションの研究・開発専門に使用されていた区域の一画に新しい縫製センターがオープンしました。研究・開発部門のスタッフが新しいヴァルヴィーニャの工場へ移転したことに伴って、この区域に空きスペースが生じました。
このスペースを全面的に再編および改装して、革製品の縫製センターを収容し、スカンディッチとヴァルヴィーニャの既存の工場と統合しました。これは内製を維持し、プラダの名声の要因であるきわめて高い品質水準を確保しながら、効率性の向上と消費レベルの監視を行うことを目的として、生産プロセスの縫製段階を発展させるための広範なプロジェクトの一環です。
新しい部門は2,500 m2のフロアスペースを擁し、2フロアに1室を構えて、イタリア屈指のメーカーが製造した21の超近代的な自動縫製機を装備しています。
レザーやファブリックを保管する倉庫、準備エリア、CADオフィス、縫製製品の品質管理エリア、出荷用倉庫といった、縫製プロセスをサポートする各部署は新しい部屋の付近に配置されました。
n° 18 - 2018年1月17日