総面積650 m2誇る新たなプラダの店舗が、マイアミ デザインディストリクトにオープンしました。ショップはアート・バーゼル・マイアミ・ビーチ2017の期間にオープンし、ブランドのリテールスペースに関するユニークな解釈を明らかにするとともに新しいビジュアルアイデンティティをつくり出しています。
マイアミの街にインスピレーションを得た新しい内装は、特徴的なアールデコスタイルにラテンアメリカの影響を組み合わせ、プラダのアイデンティティの核にある対比と矛盾を体現しています。デザインはクラシックな1960年代のモダニズムの影響を受けた繊細で親しみやすいスタイルで、典型的なブラジルデザインをミックスしながらも、プラダの感性を維持しています。
このコンセプトは家庭を思わせる環境の再創造を目指し、ブラジルデザインの父Joaquim Tenreiro、Carlo Hauner、Martin Eisler、Jorge Zalszupin、Jose Zanine Caldas、Sergio Rodriguesなどブラジルの一流デザイナーや建築家によるユニークなオリジナルの内装を採用しています。デザインは周囲の環境と緊密に結びつき、リアルで親しみやすく快適な雰囲気の中に、クラフツマンシップが十分に発揮されています。
外装はストレートなラインで構成され、1960年代建築の精密さと執着を反映し、内装の浅浮彫りの壁は古いマイアミビーチの「トロピカルデコ」の美を思わせます。
完全なる統合体としてデザインされた調度品には、ブラジルのローズウッドが使用されています。重厚で伝統にとらわれない家具の一つ一つが、バランスのとれた懐かしい家庭の環境のような空間を創造しています。
プラダ:マイアミの新しいコンセプトストア
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